自作のセイルでカヤック・セイリング


放置していたカヤックのセイルを作っています。



大体こんな感じです。



しかし色々と課題も残っています。



今回のセイル生地は、セリアで買った100円のレジャーシートです。



見た目はピクニック気分でチープですが、軽くて丈夫で耐久性も優れています。
ウィングスケートで使っているシートより小さいサイズなので厚みもあって丈夫です。
このサイズのセイルにオーバースペックの性能だと思います。

昨日は風があって、工作が大変でした。



接着剤を塗って、貼り付けようとした時に限って、風が吹く!
なので仕上がりは微妙です。w


 
このセイルは「Gaff Rig」というスタイルなので天秤の調整が微妙でムズイ!



簡単に折り畳みできるのでカヤックの風遊びにはいいかと思います。
セイルのサイズが小さいので、大したパワーはありません。

2日間降り続いた雨がようやく上がりました。
朝9時、「海に行くなら、今日しかない!」

長い間放置していた自作のセイル(ガフリグ)のテストを兼ねて、
カヤック・セイリングに行くことにしました。

しかし、出発前の準備が大変なんです。
カヤック一式にパドル2セット、20L水タンク、ポンプとバッテリー、
セイルのセットとダガーボード、工具一式、ライフジャケット、帽子、手袋、タオル、ウォーターシューズ、カメラ、自撮り棒、追加でスケボーにウィングも・・・



道具の多い遊びは大変です。
以前パドルを忘れて取りに帰ったことがあります。w
準備に1時間かかって10時に出発しました。



GWですが平日です。
駐車場は予想していたより空いていました。
去年はコロナ対策で駐車場が閉鎖されていましたが、今年は閉鎖しないようです。
今の方が大変な状況ですが、やってることがちぐはぐですね。

橋の下で影になるベストポジションに駐車できました。



しかし問題は、並んで置かれた沢山の水筒です。
これは?



波際に体操服を着た小学生の団体さんがいました。
もしや、遠足でしょうか?


さて、ここからが大変です。



このNautiraidはフォルディング・カヤックの中でも最上級の難易度で、組み立てには1時間程かかります。タイト過ぎて、素手で組むと血まみれになります。(マジ)
フランス人って設計思想がおかしいんじゃないか?と思います。



それと、物凄い風です。
時々、台風並みの突風が吹いて、地面に置いているカヤックが吹き飛ばされました。
この風は海上だともっとキケンです。


そこにさらにキケンな人達が帰ってきました。
運動会状態で、一旦作業は停止!



しかも、お弁当を広げて・・・ワイワイ♪ガヤガヤ♪



小学校の先生って大変ですねー
教職課程を取らなくて正解でした。w

急いで用意して波際まで逃げました。



このカヤックはめっちゃ重くて、ここまで運ぶのに3回ほど腕が千切れそうになりました。
ここで乗るならドーリーは必須ですね。



とにかく風が凄くてキケンです。
普段なら絶対に出ない暴風ですが、ここまできたらセイルアップしてみたいのです。
 
 
風と波しぶきでカメラがボケボケですが、動画をご覧ください。
一番穏やかな時の映像です。
 

 
漕いでも漕いでも、風に押し戻されて風上に登れない・・・
死ぬ! 死ぬ! 死ぬ! マジで遭難するキケンを感じました。
無理しちゃダメですね。

今回の収穫は何も壊れなかったことです。
マストも倒れることなく、ダガーボートとラダーも機能しました。
とにかくチンすることなく無事に帰れて何よりでした。



セイルは想定内のバワーで、推進力もそこそこありました。
もう少し穏やかな風ならノンビリと遊べると思います。



しかし凄い砂嵐で・・・砂だらけです。
お天気は良かったんですがねー





ちょっことだけロングボードしてから帰りました。



帰ってからの後片付けが、また大変!



とりあえずテストは成功しました。
しかし疲れたー、猛烈に筋肉痛!


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