SUP用のセイルシステム「BSS」の作成とテスト

 

セイルの作り方です。

まず、セリアのレジャーシートを対角線でカットして大きな三角形を作ります。



のりしろは2cmほどでボンドは必ずGPクリヤーを使います。

 

このボンドは「ポリプロピレン」も接着できる粘着タイプのボンドです。

これでないとレジャーシートはうまく接着できません。 必須です!

 

接着面は当て木にピン止めして、ピン止めしたほうに接着を塗布して、曲がらないように慎重に接着します。一度くっつくとやり直しは出来ませんのでご注意ください。

 

そんな時に限って風が吹く~~~

細かいことは気にしない。www

 

 

セイルの形に合わせて袋加工します。

 

 

これでセイルの完成です!

サイズ的には2㎡もないと思いますが、このボードにはこれで十分でしょう。

 

このV型セイルはマストとブームが接続された状態で折り畳めるようになっています。

広げるだけで簡単にセイルが張れます。

 

  

セイルの風圧中心はボードのセンターぐらいなので、ダガーボードはここの位置になります。

 

 

ラダーのペダルシステムも考えたのですが、構造が大きくなってバイクで運べなくなるので今回は普通のラダーにしました。

 

  

マストのワイヤーの片方はジョイント用の金具にしたのでいつでも外せます。

 

 

片方のワイヤーを外せば、マストもすぐに下ろせるので、トラブルになった場合も安心です。 ここ大切です。


 

 

最後にいつものロゴを入れればた暫定版「BSS」の完成です!

 

 

あとはテストしてみないとわかりません。

なので暫定版です。

 

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待ちに待ったテスト日です。

お天気はまずまず、人は多目でした。



キス釣りでしょうか?

家族連れが多かったようです。

 




これが暫定版のBSS(Board Sailing System) です。

暫定版なので一体感がないですね。w




これをボードの上に乗せるだけです。

シートに座ることでフレームを固定する仕組みです。


 

 

デザイン画では、もう少しセイルを倒していましたが、座高の関係です。w
これくらいのクリアランスが扱いやすいです。




今日は北風で、時々吹きましたが安定せず、ぼちぼちな感じでした。





そんな動画になっています。

 

 


とにかく分解すること無く走りました。w

 2㎡足らずのセイルですが、このボードでは十分な速度が出ました。

バランス的にもこれ以上大きなセイルは必要なさそうです。

 

 

いつくかトラブルはありました。

ラダーの固定が不十分で、速度を出してターンした時に明後日向きました。w

 

沖合だったので焦りましたが、パドルで方向転換してセンターフィンだけでなんとか帰ってこれました。 これで太平洋横断は無理ですね。w




フレームの剛性も不十分で風に負けて反りました。

元々はカヤック用の小さいセイル用ですからね。

ダガーボードと一体的なフレームを作り直すつもりです。

 

シートもイマイチ不安定でグラグラします。

乗せてるだけですからね。w

こちらもフレームと合わせて再検討します。

リクライニングできる背もたれが欲しい!




走り的には概ね期待通りだったので、テストは成功としておきます。

今日も一日よく遊びました。




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